home
トップページヘもどる
シーズンも押し迫った3月6日7日、伯耆大山にて、予てより計画のありました雪崩事故防止合宿を行い、アイランド BTNを介して集まった皆様の協力のもと、無事終了できました事を此処に報告させていただきます。

昨シーズンより、この西日本で、山に登って滑走を楽しむと言う事を公表し、バックカントリーの楽しさ、厳しさを伝えてきた訳でありますが、徐々に人数も増え、それぞれに勉強等もされておられるようです。
そこで今回は、机の上で勉強したり、ニセコ、長野等で見たり聞いたりしたことを、実際に現場で一人一人に体験してもらうべく、この合宿となりました。二日目のツアーも含めて体験、親睦を深められたことに感謝いたします。        管理人  浜口 和久

初日、朝10時に桝水のスキー場に集合!
先々週の陽気で、ピットチェックするほど雪が無かったらどうするべ〜?
と心配された天気も、昨晩の降雪で吹っ飛び、逆に降りすぎて場所の変更をせざるおえない状況となりました。
当初の予定では桝水上部の林道を歩き、先日起こった一の沢の大雪崩を見学し、その近くでピットチェックの講習だったのだが、降りしきる雪の中、スキー場近くのキャンプ場をお借りして合宿訓練を行う事と相成りました。
昨シーズンから顔をあわせているいつものメンバーに加え、新しいメンバーも参加して、まずは朝のご挨拶。
今回、大変ご尽力をいただいた岡山支部長、亮さんを前に恐縮しながら不肖、私めが今日の日程の説明。

それでは、と言うことで現場にGO!です。
まずは弱層チェックの方法
こんな感じで掘っていって、四角い雪柱を、、、、、、、
と、みんな一人一つずつ掘ってもらう。
どのくらいの強さで、と言うのはそれぞれが感じてもらわないと感覚としてないだろう、アイスバーンの上に新雪たっぷりで、はっきりとした層は見にくかったけど、感覚は分かってもらったと思います。

さてさてお次はビーコン捜索訓練。
出揃ったビーコンはF1フォーカス(アナログ)トラッカーDTS(デジタル)等々。
この訓練で良く分かりました!慣れたヤツが一番だと、、、、それとあまり焦らず少しずつ進んで方向を正確に掴む、と言うことが!
真上に立って掘ってるんだけど見つからない、そう、足の下は掘れないもんね。

常に冷静で居る事が一番大事なんだと言うことも説明に入れて、実際に山で事故が起きたときには、使う前にも雪崩れの規模であるとか、遭難者が見えなくなった位置とか、二次災害の可能性は無いか、などの的確な判断が必要なことも付け加えた。

それを踏まえれば、怪しい斜面は一人ずつ滑って、他の人はそれを見ておく。
って言う事が理解できるよね。

ともあれこの訓練は二人以上いればいつでも出来るし、ゲーム感覚で面白いはずだ。
ヒマがあればちょくちょくやって、自分の持っているビーコンの機能に慣れておく事が必要です。


ここまでやって丁度お昼、昼食を取りながらも色々質問が飛ぶ。
それに的確に答える支部長、亮さんに敬服。
昼食の後はゾンデ訓練
まずは皆でゾンデを伸ばし、グサッとやる。ゴリゴリ、、、これはアイスバーンだな?もう一丁グサッと、、、、、、、、んん〜ん土まで届いたか!
土の感じはこんな感じ、土まで届いたんならここには何もない。
次に私のザックを埋める、グサッと、、、、、、、フムフムこんな感じかあ〜?何となく自然の物ではないのが分かる。

ここまでやると、トーゼンの事ながら人間をつっついて見たくなる。
埋没体験は2〜3人の予定だったんだが思った以上に怖いし苦しい!
ツンツンっと突付いて、この感触が人間なんだな?と頭と体に覚えさせる。
雪を被せる方はキャーキャー言ってやってるんだが、埋められた本人はたった50cmかそこいらの雪でマジ顔で出てくる。
こりゃ〜全員埋まって見るべきである!との意見で全員が埋没。
それぞれの感覚をまとめて見ると。
まず、怖い、苦しい、動けない、寒い。だ!50cm、いや30cmくらいの雪でだ!これくらいでも自力では脱出できない!
体育すわりの状態で顔を覆えばある程度の空間を確保できるのでは?との意見で私が埋まって見たが、ひざもひじもガッチリ固められて空間確保なんてほとんど出来ない。
1メートル埋まればコンクリートの中に居るのと同じだろう。
ましてや上向きに真っすぐなんてなってたら間違いなく窒息死だ!
こんな事になるのはイヤだ!と全員が感じたはずです。
良い経験をさせてもらいました。

もう一度ビーコンの訓練をして終了とあいなった訳でありますが、教科書通りに書けばこんなもんです。

それよりも講習時間の雑談の中から出てくる他の事、コンパスの見方、地図の見方、等々学ぶ事が多かった講習ではなかったでしょうか?
これからも同じ目的を持ったもの同士、知っている事は教え、吸収するべき事は吸収できるように地道にこう言う合宿は続けて行きたいと思います。

講習後はゲレンデでパウダーライディングの練習!
午後遅くなってもノートラックパウダーが残っていると言う好条件で最後まで楽しく且つ真剣に取り組めた事を報告して終わりたいと思います。

もう一度、前日から大山入りし、場所選定、時間調整、事前準備と本当にご尽力いただいた亮さんに感謝いたします。
シブチョー 亮さん
講習参加者
亮さん 栄太郎 カッコウ 龍君 前ちゃん 裕さん てつ 菊爺 黒ちゃん 迫ちゃん 浜口 11名

来年は広島担当でどうでしょう?
会の名前も決めないとね! 
合宿二日目 入山へつづく