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立山レポート TAKE 2
朝日を浴びた山崎カールとトネガワ隊長、デイナスターINTUITIV BIGの竜のマークがシブいぜ!
この無人の雷鳥沢をトコトコ歩く、狙いは大走り真砂岳。チバさん、来ないでネ!
大走り中間部でしばし休憩、みんな疲れてはいるが目はギンギン!
コレだよ!これ〜!もう一生モンの写真だよ!スノーボード生活14年、生きてて良かった〜!三浦君アリガトウと言いたい。
滑った後に必ず撮ってしまう自分のライン。これ行ったんだ〜!と、またまた感動が込み上げて来る、一粒で二度おいしい、どっかのアメみたいなもんだな!
本日2本目、雷鳥奥S字沢(トネガワ隊長命名)40度超えてるんじゃねーの?って滑り出しをファースト刻む新美君、ヤツはウマい!
ちなみにオレわ3番手、ジャンケン弱〜んだワシ!
2番手、三浦君。三浦 雄一郎ではない!
どっちかっつうとユースケ サンタマリアそっくりだ!
写真撮ってやるから先滑れ、と先ほどの恩返し、ナゼかやさしいワタクシでした。彼はいいヤツだ!
さあ、立山2日目の朝を迎え、いよいよ今日は本命、真砂の西沢を滑る事に、昨日の時点では大走り、真砂方面にはまだ誰も足を踏み入れていない。すべての沢がノートラックと言う事だ!天気も上々、昨日に比べて尾根筋のアイスバーンがちょっと増えたかな?ってところで沢の中はバフバフのパウダー状態なんだよ〜ん!
朝からみんなやる気マンマン!いくらでも歩いてやるって顔してる、そう、歩かなきゃ滑れない。みんな分かってきたね〜!
今日の行程の説明を受け、準備体操、っとその時、トネガワ隊長がああ〜っつ!っと声を上げた、なんと大走り方面に行進している5名のグループ!すぐに数を数えてしまうのはノートラック狙いの悲しい性、やられた〜!!5人かよ!ちがう沢に入ってくれよ!と願いながら出発するワタクシたちでありました。
まずは雷鳥荘前のシュートで足慣らし、みんな軽快に滑り降りてゆく、ワタクシは一人黙って右の方へ、ちょっと交わせば滑り出しノートラックはいくらでもある。ギュイーンと走らせてちょっとボール状になった沢の一番高い壁にバックサイドでアテコミ!もう一丁バシッツ!
朝から気持ちええぞ〜!
それでは大走りに向かってGO!!
川を渡って暫くは平坦な道を行く、雷鳥沢もメインの沢だけラインが付いて、他の沢はすべてノートラック、あっちを見ても、こっちを見てもそそられる沢ばかり、ちょちょっと浮気をしたいのだが、浮気をすれば半日潰しちゃうもんね!初志貫徹!あくまでもワレワレは真砂を目指すのだ。
大走りの尾根の取り付きまで1時間、まだまだみんな元気、これから結構な斜度を直登だ!先行のトレースが気になるが、もう引き返す事は出来ない、登るにつれて沢の核心部が見えて来る、こりゃ〜かなり距離があるで〜、2km位は滑れるだろう!期待に胸を膨らませながら高度を稼ぐ、っとその時、雪庇の切れたドロップポイントらしきところに人影がひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、コノヤロー!来るな〜!やめてくれ〜!心の中で叫ぶがそれも空しく、ヤッホー、なんて言いながら滑ってきやがった。しかも5人いっぺんにだぜ!沢の中は一人づつ滑らにゃ〜いけんのよ!テレマークのギザギザのラインをつけて去っていったヤツらを見て、ア然、ボー然、ちょっと気落ちするがワレワレに成すすべナシ!
ん〜!初志貫徹!
登るしかない、上の方は結構風吹いてっからラインは消えるさ!なんてなぐさめながら登る。
途中チョコチョコ休憩を入れながら大きく張り出した雪庇に注意しながらやっと到着!
ちょっとイヤらしいラインは気になるが、素晴らしい斜面だ!さ〜て、順番を決めるジャンケン!みんな目がギンギン!ワタクシはあえなく3番手、7番手になった気の優しい、ジャンケンの弱い三浦君にデジカメを渡し狙いのドロップポイントに移動。
おっとその前に、弱層チェック!舎川隊長が久々に真剣な顔でチェック終了。やわらかい雪は4cmくらい、そこから下はかなり締まって安定してるらしい。
OKが出た!
一番手、二番手とドロップし、いよいよワタクシの番、意外とコーフンしていない、ここでコケたらワタクシの14年に及ぶスノーボード生活が水の泡だ!
今まで何回ニセコでコーフンのあまり失敗したことか!  納得の行く滑りがしたい!
慎重に、慎重に、ドロップ!フロント、バックと小さく刻み、も一回フロントに戻し、40度以上の大きな落ち込みにバックサイドで突っ込んでゆく、うひょひょひょひょ〜〜!
大きく走って雪庇の下のバックサイドの大壁に当て込み、左の小沢の肩まで!そのままもう一回ドロップだ〜!
おいしそうなナチュラルパイプ!しかもパウダー!フロントで一発!バックで一発!当て込みまくりで沢の下部へ、ここもイイゾ〜!うひょひょ〜!うひょひょ〜!声出しまくり!
残り500メートルくらいの所でグラッっと来た、何とか気合で持ち直し集合地点へ。
足はパンパン、息はぜ〜ぜ〜、でも気持ちはサイコー!!  サイコー!サイコー!とみんな上気した表情で叫んでいる。
ブハ〜〜!!とろける〜!
生涯最高のランでございました!山のカミサマ、アリガトウゴザイマシタ。

さ、と、て、みんなが集合したところで大休止。昼飯、昼飯食いながらも、もう次の沢をチョイスしているワタクシたちでアリマス。
次に攻めるは正面の別山からになるのかな?
そこから切れ込む少し狭目のシュートに決定!
ここも良かった!朝から日が当たってた斜面だから、雪質は仕方ないが上部はまだまだ粉度は十分。(ものすごいゼータク)足はヘロヘロ気味だが何とかコケずにボトムに到着!ちょっと休んで長い緩斜面をメローに流して川に集合、この時点で午後4時、本日も終了だ。
天気予報では明日から崩れるらしい、もういいよ!もう満足!これ以上晴れたらバチが当たる!
心地よいワインとビールで撃沈いたしました。
最終日はやはり朝から雪、一本滑るもホワイトアウトでクラクラする。これで終わりだ。
雷鳥荘の談話室で、まったり過ごして帰路につき、今回の初アタックは終了いたしました。
夢は必ず実現する、お天とうさまも協力してくれた、サイコーの時間を与えてくれた大きな自然と人々に感謝!
また来るゼ!